フィナステリドからデュタステリドへの変更は「薬の併用期間」が必要です。

フィナステリドからデュタステリドへ薬を変更される方に向けて書きます。

一時的に抜け毛を増やさないためには、2つの薬を併用する期間が必要です。

どうもこんにちは^ ^
自分は、2010年、23歳のころからDクリニック大阪(旧脇坂クリニック)でAGA治療を実施しています。

現在髪はフサフサで、クリニックに通院しながら学んだAGA治療に関する情報を、ブログにて発信しています。

今回の記事では、フィナステリドからデュタステリドへ薬を移行する方法を詳しく書きます。

「フィナステリド」から「デュタステリド」への変更が加速

さて、これまでAGA治療の薬といえば「ミノキシジル」と「フィナステリド」の2つでした。

ミノキシジルで攻めて、フィナステリドで守る。これが定番であり確実に効果がでる唯一の方法でした。

自分も2010年9月からDクリニック大阪(旧脇坂クリニック大阪)に通院し、2017年12月24日まではミノキシジル(飲み塗り両方)とフィナステリド(飲み)の処方をずっと受けていました。効果はこんな感じ。

初診時の写真(2010年9月18日 23歳)
脇坂クリニック初診時生え際写真半年後の写真(2011年2月26日 23歳)

直近診察時の写真(2019年9月27日 32歳)
全ての写真がご覧になりたい方はTOPページをご覧ください。

効果が出てますね。髪が生える効果の薬(ミノキシジル)と抜け毛を減らす効果の薬(フィナステリド)を飲んでいるので当然といえば当然です。長年通っているとこういう感覚になります^ ^

新たな薬「デュタステリド」の登場

ところが、そこにポッと現れた新しい薬が「デュタステリド」。

デュタステリドは、フィナステリドと同様抜け毛を減らす効果がある薬です。しかもフィナステリドよりも少しだけ効果が強く、しかも効果が続く期間が長い。副作用もほぼ同じです。

つまり「フィナステリド」と比べると「デュタステリド」の方が若干スペックの高いのです。(そのぶんデュタステリドのほうが若干値段も高いです)

AGAに悩む多くの方が徐々に徐々に「デュタステリド」を使い始めました。

AGAクリニックでも「フィナステリド」から「デュタステリド」へ処方が変化

自分としては、長年Dクリニック大阪に通っており、フィナステリドの効果に十分満足していますし、医者が処方してくれてるから間違いないという思いでした。

ところが2017年12月24日の診察で、状況が変わりました。

脇坂院長
ズバッと聞きますけど、もっと生やしたい??
当院でも「フィナステリド」から「デュタステリド」への移行を勧めています。

大病院の院長先生がまさかの登場。この一言で自分もあっさり薬を変更することになりました。

院長先生に直接言われたら、自分としてはもう「はは〜〜〜m(__)m」と頭を下げるしかありません。自分も「フィナステリド」から「デュタステリド」へ処方が変更することになったのです。

ただしその際、院長先生はものすごく興味深いことをおっしゃっりました。

脇坂院長
ただし、デュタステリドが体内に浸透する期間に抜け毛が増えるのを防ぐために、この2ヶ月は移行期間として、フィナステリドとデュタステリドを1日置きに飲みましょう。

なんと、フィナステリドとデュタステリドを併用するよう指示されたのです。

フィナステリドからデュタステリドへの変更は「併用期間」が必要

一時的に抜け毛を増やさないために、移行期間はフィナステリドとデュタステリドを併用する。

「この情報は、有用だ!!」

直感的にそう思いました。個人輸入で薬を買っている方には、特に気をつけていただきたいポイントです。

院長先生の話によると、デュタステリドが体内に浸透し、効果が出るのには4ヶ月程度かかるとのこと。逆に、フィナステリドはやめるとあっという間に効果が消えてしまうため、いきなりフィナステリドからデュタステリドに切り替えると「抜け毛を減らす効果」が4ヶ月間空白になってしまいます。

どの薬も効いていない「空白期間」を作らないためには、デュタステリドとフィナステリドを併用する必要があるのです。

 ネットの情報は間違いだらけ
インターネットにはフィナステリドとデュタステリドの併用は危険という記事もあれば、効果倍増という記事もあります。もう無茶苦茶です。自分はクリニックでお医者さんの処方にしたがって安心して薬を飲んでいますし、当サイトはDクリニックでの体験をもとに情報を発信しています。AGA治療に薬は不可欠ですので、正しい情報に基づいて自己責任で治療するようお願いいたします。

どれくらい飲めばいいのか?〜薬を飲む量の参考値〜

個人で薬を輸入している方にとっては「どのくらい服用するか?」が最大のテーマかと思います。

自分に適した量は検査をしないとわからないでしょうし、飲みすぎると副作用のリスクがあります。もちろん、そもそも輸入している薬が信頼できるのかという問題もありますが。。。

参考に、自分が2017年12月24日にDクリニックで処方された薬と量を紹介します。

移行期間に処方された薬

・MB(ミノキシジル4mg 毎日)
・FA(フィナステリド0.2mg DBと1日置き)
・DB(デュタステリド0.3mg FAと1日置き)
・ZB(亜鉛類 毎日)
・LC4(ミノキシジル4%塗り薬 毎日)

このように、フィナステリドとデュタステリドは1日置きに飲み、そのほかは毎日飲みます。ミノキシジルの塗り薬も毎日塗ります。飲み薬はミノキシジルは4mgで攻めるのに比べて、フィナステリドは0.2mg、デュタステリドは0.3mgと少なめです。

写真は2ヶ月間で飲む量で、料金は今までと変わらず31,000円(1か月15,500円)でした。

もちろんこれは、自分の血液検査の結果やこれまでの治療の効果から、お医者さんが判断して処方してくれている量です。

あくまで自分用のものですので、参考程度にお考え下さい。また薬の飲み過ぎには十分に注意してください。

<追記>2018年6月から、自分の通院頻度は3ヶ月に1回に減り、それに伴い料金も3ヶ月で31,000円(1ヶ月10,300円)になっています。

海外から薬を仕入れる「個人輸入」はリスクが高すぎる

正直にいうと、薬を海外から輸入して飲むのは全くオススメしません。

ここまで書いといて何や!と多くの方に突っ込まれそうですが、このサイトでは薬の個人輸入に反対という姿勢をずっと貫いています。

確かに、AGAクリニックに通うよりは、自分で薬を仕入れるほうが安いですが、そのぶんリスクが高く、薬を飲んでも効果が出ないという方も多いです。

そもそもAGA治療は、生やすこと自体はそこまで難しいものではなく、生えた髪をできるだけ少ない薬で維持することのほうが、よっぽど大きなテーマです。

薬をやめたら増えた髪はまた抜けるということを踏まえると、本格的にAGA治療に取り組むなら、できるだけ少ない薬の服用を何十年も先まで継続することが重要なのです。

  • 海外から仕入れた薬を信頼できるのか?
  • その薬を何十年も飲み続けるのか?
  • そのリスクに耐えられるのか?

このようなことを1つ1つ考えた上で、それでも個人輸入を選択するのであれば問題ありません。

そうではなく、安易に薬の個人輸入に手を出すのであれば、絶対オススメできません。

長い目で見ればAGAクリニックに通うのが絶対オススメ

自分は、2010年、23歳からDクリニック大阪’に通っております。

若ハゲは本当に辛かった。嫌だった。だからこそ、今髪がフサフサある喜びを感じます。

最初は月に31,000円で負担が大きかったですが、髪が増えて安定してからは維持療法に変わり、月に15,500円になりました。月15,500円の負担であれば、今後もずっと継続できる見込みですし、何よりこの人生をハゲとして歩みたくありません。

AGA治療ではどうしても「薬」を飲むことになりますが、正しい知識を持っていれば副作用のリスクは怖いものではありません。何よりお医者さんに処方された薬を飲んでいるという安心感があります。

長い期間継続した治療を行うという前提であれば、結局AGAクリニックで治療するのが賢明だと感じます。

また、自分が通っている「Dクリニック」は、効果が出るほど薬を減らして料金が安くなっていくシステムですのでオススメできます。

参考:それでもクリニックには通わない!という方はコチラ
>>「AGA治療薬の入手方法を料金の安い順にまとめました。」

まとめ〜フィナステリドからデュタステリドの変更は「併用期間」が必要〜

以上、フィナステリドからデュタステリドへ薬を変更される方に向けて書きました。

抜け毛を増やさず薬を変更するためには、フィナステリドとデュタステリドを1日置きに飲む「併用期間」を2ヶ月〜4ヶ月程度設けるようにしてください。

自分もフィナステリドからデュタステリドに変更した結果を、随時このサイトであげていきます。
>>記事一覧はコチラ

またこの記事が「本当に薬の個人輸入は大丈夫か?」と考えるきっかけになれば幸いです。

髪を生やすだけでなく、増えた髪を減らさないように維持することがAGA治療です。長い期間にわたり安心してAGA治療を行うためには、個人輸入ではなく、AGAクリニックでお医者さんの指示のもと治療することが絶対にオススメです。

初回は無料で話が聞ける無料カウンセリングが用意されていますので、ぜひ第一歩目を踏み出してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。