AGA治療薬を飲み始めましたが、初期脱毛を一切感じません。
ホッとする気持ちが大きいですが、ひょっとしてこれは薬が効いていない証でしょうか?
むしろ悲観すべきことでしょうか?
マグネシウム秀
この質問には、個人的な経験談を交えて回答していきたいと思います。
初期脱毛=薬が効いている証。
だから初期脱毛だけは我慢して、心の中で喜んで!!というのが、通説です。
AGA治療の初期脱毛は誰にとっても嫌なものですが、薬が効く前の反応なので良い傾向だということですね。
では逆に、初期脱毛を感じない場合は、薬が効かず効果がでないのでしょうか?
詳しく紹介していきます。
Contents
初期脱毛とは(サラッとおさらい)
まずはサラッとおさらいです。
初期脱毛とは、AGA治療の初期に抜け毛が(これまで以上に)増える症状です。
治療薬としてはフィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルどれを飲んでも生じ得るものです。
治療をはじめて3週間〜1ヶ月程度で抜け始め、治療開始3ヶ月程度まで続くことが多いです。
初期脱毛の期間中は、抜け毛の量は増えたり減ったりしますので、毛量は安定しません。
また、初期脱毛が起こる理由は「乱れたヘアサイクルが一旦リセットされる」からです。
AGAは、ヘアサイクルが乱れ、時間をかけて育つはずの髪が育ちきる前に抜けてしまう症状です。
フィナステリドもデュタステリドもミノキシジルも、この乱れたヘアサイクルを正常化する作用があります。
現在の乱れたヘアサイクルを一旦リセットしてから、新しいサイクルに入る段階で、初期脱毛が起こるわけですね。
初期脱毛は薬が効いている証
つまり、初期脱毛は乱れたヘアサイクルを正常なヘアサイクルに戻す過程で起こるので、AGA治療としては良い症状なのです。
初期脱毛に耐えられず、薬をやめてしまうのが1番最悪のパターンですね。少しの期間我慢してください。
ヘアサイクルがリセットされ正常になった時には、今度は薬の効果として毛量アップを実感できるはずです。
では逆に、薬を飲んでいるのに初期脱毛が起こらなかった場合はどうなのでしょうか?
薬が効いていないということなのでしょうか?
初期脱毛が起こらなくても過度な心配はいらない
実はそういうわけではありません。
マグネシウム秀
ですが、以下のように治療初期は猛烈な効果が出ました。
理論と実態は異なります。
僕の場合、初期脱毛を一切感じることがなかったのですが、初期脱毛期間である3ヶ月時点では既に毛量アップを実感し、半年後には満足のいく毛量まで届いていました。
つまり「初期脱毛=薬が効いている証」であるのは間違いないのですが、「初期脱毛を感じない=薬が効いていない」というわけではないのです。
結果的には僕のパターン(初期脱毛を感じずに効果を実感)がベスト中のベストなわけですね。
AGA治療は半年以上は必ず続けるべし
初期脱毛に一喜一憂して治療を断念するのが、1番最悪です。
結局のところ、
- 初期脱毛も効果も実感
- 初期脱毛は感じず効果は実感
- 初期脱毛を感じるも効果はいまいち
- 初期脱毛を感じず効果もいまいち
4パターンどれもが生じ得るパターンなのです。
初期脱毛を感じたからといって、効果も抜群とは限りませんし、初期脱毛も効果も感じずのパターンもあるのです。
もちろん1番多いのは「①初期脱毛も効果も実感」なわけですが、自分がどのパターンに当てはまるのかは半年以上治療を続けないとわかりません。
ですので「初期脱毛感じても焦らず、感じなくても焦らず」という姿勢で、治療を続けることが大切です。
もちろん、重大な副作用等が現れた場合は例外です。すぐに薬の服用を中断してください。
まとめ
- 初期脱毛は乱れたヘアサイクルをリセットしている証
- 初期脱毛は薬の反応だから悲観せず
- 初期脱毛を感じなくても効果が出ることはある
- 初期脱毛時点で治療を止めるのが1番最悪
- 粘り強く半年以上は治療を続けるべし
毛量を増やすためにAGA治療をスタートするのに、初期脱毛ってホント厄介ですよね。
乗り越えたからといって、必ず理想の効果が出るとは限りませんし。
ただ、その事実を知って治療を始めるのと、知らずに治療を始めるのでは雲泥の差です。
初期脱毛は最初の数ヶ月です。この数ヶ月はどんな反応であっても、まだ先のことはわからないのです。
AGA治療は10年、20年と長期続きます。
最初の数ヶ月で一喜一憂するのではなく、長期的なプランを持ち、長期的に続けられる治療方法・クリニックを見つけることが成功の鍵なのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。