アンドロゲンレセプターって何?AGAの真の原因とは

アンドロゲンレセプターって何?

AGAの原因は「ジヒドロテストステロン」と書いていますが・・

「アンドロゲンレセプター」も関係あるんじゃないですか?

真の原因はむしろ「アンドロゲンレセプター」ではないですか?

マグネシウム秀

こういった質問、好きな人は好きなんでしょうね〜^^;。
僕は嫌いですが・・

毛量増えれば何でもええやん!と思いますが、まあ正しく知ろうという気持ちは大事です。

今回はAGAの原因について、特に「アンドロゲンレセプター」に注目して紹介していきます。

Contents

AGAの原因

AGA(男性型脱毛症)は、ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが増え、毛母細胞の活動を弱めてしまうことによって起こります。

マグネシウム秀

ここまでは、みなさん余裕ですよね?

知らない方はこちら>>STEP1:AGAとは何か?を知る

 

ジヒドロテストステロンにって毛母細胞の活動が弱まってしまう原因は、毛乳頭の中に存在する「アンドロゲンレセプター」にあります。

要は、生成された「ジヒドロテストステロン」と、毛乳頭内に存在する遺伝子「アンドロゲンレセプター」が結びつくことで、毛母細胞の活動が弱まってしまうのです。

つまりAGAの原因は、

  1. ジヒドロテストステロンが生成されやすい場合
  2. ジヒドロテストステロンに対する「感受性」が高い場合
  3. その両方

ということです。

感受性=「ジヒドロテストステロンとアンドロゲンレセプターの結びつきやすさ」と考えてください。

極端に言えば、ジヒドロテストステロンがガンガン生成されても、感受性が全くない(アンドロゲンレセプターと結びつかない)場合は、AGAにはなりません。

逆に、ジヒドロテストステロンが少量しか生成されなくても、感受性が高ければAGAにはなり得るということです。

感受性を決めるのがアンドロゲンレセプターであることから、アンドレゲンレセプターこそが「AGAの真の原因」と言われることもあるのです。

遺伝子検査で「感受性」は調べられる

ジヒドロテストステロンとアンドロゲンレセプターの結びつきやすさ(感受性)には個体差があり、それはいわゆる「体質」です。

この個体差は、「アンドロゲンレセプターの個体差」であり、「遺伝」と考えて良いでしょう。変えられるもんじゃありません。

では、感受性が高いのか低いのかは、調べられるのでしょうか?

ズバリ、Dクリニックの遺伝子検査で数値としてはっきりと調べられます。

検査の方法は血液を採取して提出するのみですので簡単ですが、結果が出るまで1か月、費用が20,900円(税込)かかります。

参考>>Dクリニック大阪HP

感受性は高い方がいい?

すでに薄毛が進行している方や抜け毛に悩んでいる方が、治療を始める前に遺伝子検査をすることは有効です。

なぜなら「治療薬で治りやすいかどうか」がわかるからです。

それにより、治療方針・治療方法もスタート時点で明確に決まってくるでしょう。

検査の結果、ジヒドロテストステロンとアンドロゲンレセプターの結びつきやすさ(感受性)が高いと「あなたは典型的なハゲです」と言われている気分になるかもしれませんが、実はその方がラッキーです。

ズバリ、治療薬で治りやすいからです。

治療薬でジヒドロテストステロンの総量を減らことにより、抜け毛が大きく減ることが期待できます。

逆に「感受性が低い」という結果が出た場合「あなたなんでハゲてるんだ?」って話になるわけです。

もちろん、治療薬でジヒドロテストステロンの総量が減ればある程度の効果は出るはずですが、大きな効果が見込みにくいパターンと言えます。

その場合は、頭皮環境や生活環境、食事睡眠ストレス等、日常生活から総合的に改善していくことがより大切となります。

まとめ

  • アンドロゲンレセプターは毛乳頭内にある遺伝子
  • DHTと結びつかなければAGAは発症しない
  • DHTと結びつきやすいかどうか(感受性)が重要
  • 感受性には個体差がある。
  • 感受性が高ければ治療薬の効果は見込みやすい
  • 感受性はDクリニックで検査可能

マグネシウム秀

キモかった??

要は、AGAの原因「ジヒドロテストステロン」が多くても、毛母細胞と結びつかなければAGAにならないわけです。

ジヒドロテストステロンの総量も大事だけど、そもそも結びつきやすさ(感受性)も重要だよねっていう「理論の話」です。

僕なんかは、髪がフサフサになれば何でもいいや〜っていう考えですが、「自分の薄毛の原因を詳細い知りたい!」という方は、ぜひアンドロゲンレセプター遺伝子検査を受けてみるのもいいかもしれません。

また、これからAGA治療を始めようという方も、効率的な治療でスタートできるよう、ぜひ医師と相談してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。