フィナステリドとデュタステリドはどっちがいいですか?
フィンペシアが効きません。ザガーロに変えたほうがいいでしょうか?
デュタが高いのでフィナに変えるのってアリですか?
よく聞かれる質問です。
マグネシウム秀
唯一、妊活時に薬を一時的に辞めたい方のみフィナがおすすめです。
Contents
デュタステリドはフィナステリドに劣るところがない
AGA治療薬は「フィナステリドとデュタステリド」があります。
※ミノキシジルはAGA治療に使われますが、AGAかどうかに関わらず効くのでAGA治療薬とはしていません。
フィナとデュタ、どっちを使うのか?は最近のAGA治療の定番の論点です。
マグネシウム秀
理論的に、デュタステリドの方がフィナステリドよりも効果の対応範囲が広いため、フィナからデュタに変えることで効果が増えることはあります。
逆に、デュタからフィナに変えて効果が増えることはありません。
デュタステリドはフィナステリドに比べて、効果の面で劣るところはありません。
フィナステリドからデュタステリドに変える方は多いですが、最初からデュタステリドを利用しても何ら問題ありません。
デュタステリドはフィナステリドより値段が高い!?安い!?
デュタステリドの方が、フィナステリドより効果の対象範囲が広いため、値段も少し割高になります。
値段が安いことを理由にフィナステリドを選んでいる方も多いと思います。
ところがそれは、ナイス判断とは言えません。
実は、デュタステリドを利用した方が、コストを下げることが可能なのです。
その秘密は「薬の効果持続期間」が違うからです。
以下は、薬を処方してからその効果が半減してしまうまでの時間を意味します
フィナステリド・・・約5時間
デュタステリド・・・約3週間〜5週間
フィナステリドは毎日飲むことで効果を維持できますが、デュタステリドは服用頻度を減らしても成功しやすいです。
最初は毎日飲んでいても、2日に1回、3日に1回と服用頻度を減らしていき、それでも髪を維持できる確率が高いのです。
つまり、単純に比較するとデュタステリドの方が割高なのですが、飲む頻度を下げることでフィナステリドを毎日飲むよりも安くAGA治療ができます。
妊活予定のある方はフィナステリドを検討
結局のところ、デュタステリドはフィナステリドの上位互換。
普通に考えると、フィナステリドをあえて選ぶ理由が見当たりません。
ところが「薬を一時的に辞めたい場合」は立場が逆転します。
デュタステリドの効果持続期間が長いということは、デュタステリドは体内に残る時間が長いということです。
AGA治療薬が妊娠に与える影響はありませんが、中には妊活中は薬を断ちたいという方もいらっしゃいます。
そのような方にとっては、体内に残る期間が長いデュタステリドはお勧めできません。
- フィナステリド・・・約1ヶ月
- デュタステリド・・・約6ヶ月
- ミノキシジル・・・約半月
妊活中に「AGA治療薬を一時的に止めよう」と考えている場合は、デュタステリドではなく、フィナステリドに切り替えておくべきです。
参考>>AGA治療薬と妊娠・妊活についての結論〜子作り中は薬を止めるべきか〜
まとめ
- 効果は基本的にデュタ>フィナ
- 単体ではデュタの方が値段が高い
- デュタは使用頻度を下げやすく、結果安く治療可。
- あえてフィナを選ぶ理由はほとんどない。
- 唯一、妊活時に薬を中断予定ならフィナを利用
以上です。
デュタよりもフィナの方が効果が出るということはありません。
デュタステリドの使用頻度を下げながら毛量維持ができれば、コスパもデュタの方が良くなります。
一時的に薬を中断する予定のない方は、デュタステリドを選ぶべきです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。