個人輸入は大丈夫か?

個人輸入は大丈夫なのか?

「個人輸入は大丈夫ですか?」

という質問がよくきます。

「個人輸入は危険ですよね?」という意味合いの質問もあれば「個人輸入で十分ですよね?」というニュアンスの質問もあります。

実に、みなさま様々な意見をお持ちです。

マグネシウム秀

今回はこの「個人輸入は大丈夫ですか?」という質問について僕なりの回答をまとめます。

Contents

AGA治療薬の「成分」は個人輸入でも大丈夫か?

成分は大丈夫か

大丈夫です。

偽物が届くんじゃないか?

粗悪品が届くんじゃないか?

そういった心配は無用です。

「オオサカ堂」等、代表する有名な輸入代行サービスを利用すれば、なんの問題もありません。

プロペシアやザガーロ、ミノキシジルタブレット等、本物が届くので薬の品質自体は個人輸入でも全く問題ありません。

ズバリ、治療薬そのものは個人輸入でも大丈夫です。

輸入した薬をそのまま患者に処方するクリニックも多いです。あんまり行く意味ないと感じますよね。

マグネシウム秀

ちなみに僕は、Dクリニックでオリジナル調剤の薬を処方してもらっています。院内調剤です。輸入品をそのまま提供するクリニックはあんまり行きたいと思いません。

もちろん、独自のルートで入手した薬等はわかりません。

ぜひ、オオサカ堂経由で輸入してください。

AGA治療薬の副作用は個人輸入でも大丈夫か?

副作用のリスクはあります。

もちろん、AGAクリニックに通っていても副作用リスクはあります。

ところが、AGAクリニックに通うのに比べ、個人輸入で治療する方が副作用リスクは高いと考えた方がいいでしょう。

理由は以下の通りです。

個人輸入の副作用リスクが高い理由
  • 血液検査なしで治療をすすめるため
  • 服用量・頻度が自己流で、自分に合っているか不明なため
  • 副作用について正しい知識がわからないため

 

AGAクリニックでは、処方した薬で体に異変が生じていないか定期的に検査してくれます。

良いクリニックであれば、検査結果や実際の効果を見ながら、薬の量・頻度・濃度を調整して処方してくれます。

もちろん、何かしらの副作用が生じた場合も、お医者さんから指示してくれるので安心です。

マグネシウム秀

こういった内容は、クリニックに通う強いメリットだと感じます。

個人で輸入し、どれだけの量を飲むか?いつ飲むか?何回飲むか?等、自己流で判断すれば、飲みすぎてしまう場合が多いです。

個人輸入で10年以上成功を続けている人がほとんどいないのは、どこかで壁にぶち当たるからです。

もし個人輸入でAGA治療する場合は、とにかく少なめに服用し、保守的に進めることが大切です。

個人輸入でも「効果」はあるか?

ずばり、あります。

AGA治療は「フィナステリドorデュタステリドで抜け毛を減らし、ミノキシジルで新しい髪を生やす」という定石がすでに存在します。

正しい薬を服用すれば、効果が出るのはむしろ当たり前です。

一方で「クリニックがオリジナルで調剤した薬の方が効果が高い」とよく言われます。

確かに、日本の医療期間の方が単純に信頼できそうですが、だからといってクリニックの治療薬の方が効果がずば抜けている!というわけではありません。

個人輸入の薬でも十分に効果はあります。

むしろ個人輸入は、濃度の濃い薬が売っていますので、個人輸入の方がガンガン髪を増やすことができるともいえます。

そのあたりを、メリットと考えるかリスクと考えるかによって、判断がわかれるところです。

個人輸入でAGA治療に失敗する人が多いのはなぜか?

さて、ここまで書いてきて「結構個人輸入でも大丈夫そう!」と思ったかもしれません。

ところが、実際に個人輸入でAGA治療が成功している人は「かなり少ない」です。

全然効果が出ない人も多いですが、一時的に髪が増えてもその髪を長期維持できない人も多いです。

理由はズバリ、以下の通りです。

個人輸入で失敗する人が多い理由
  1. AGAじゃないのにAGA治療薬を飲んでいる
  2. AGA以外の抜け毛の原因に気が付いていない
  3. 服用量・頻度が自分に合っていない
  4. 副作用で断念する
  5. 薬に耐性が出て途中から効果がなくなる

 

①AGAじゃないのにAGA治療薬を飲んでいる

AGA治療薬であるフィナステリドとデュタステリドはAGAにしか効果がありません(ミノキシジルは誰でも効きますが。)。

AGAじゃないのに、フィナステリドやデュタステリドを飲んでいる方は実はすごく多いです。

彼らの失敗は「自分がAGAかどうかわかっていない」点です。

AGAだからこそAGA治療薬を飲むのです。

抜け毛の原因がAGAじゃない場合、AGA治療薬を飲んでも効くわけがなく、治療はもちろん失敗におわります。

参考:STEP1:AGAとは何か?を知る

参考:STEP2:AGAかどうかを知る

②AGA以外の抜け毛の原因に気づいていない

Dクリニック大阪院長の著書「悩むな諸君、行動しよう」によると、Dクリニックに無料カウンセリングに来る方の約4割が「脂漏性皮膚炎」をかかえているそうです。

彼らの多くは、自分の頭皮が皮膚炎なんて気づいていないそうです。

「抜け毛の原因がAGAではない」場合のみならず、抜け毛の原因が「AGA以外にもある」場合も、なかなか治療薬は効きません。

当たり前ですね。

まずは、自分の抜け毛の原因を知ることが治療のスタートなのは言うまでもありません。

頭皮を頻繁に観察するか、第三者に見てもらうことがとても大切です。

参考:STEP2:AGAかどうかを知る

③服用量・頻度が自分に合っていない

自分に合った服用量や頻度は、AGA治療の永遠のテーマです。

AGA治療は「自分の髪を維持できる最少の薬の量をさぐる作業」だからです。

たくんさん飲めば、最初は効くでしょうが、途中で「薬の耐性」ができるでしょう。もしくは副作用に負けます。

3mgで髪を維持できる人が5mg飲んでいたらダメなのです。

常に、最少の薬の量で治療を続けないと、AGA治療の長期成功はありえません。

個人輸入で成功を続けるには、自分に合った薬の量を模索する姿勢が必要になります。

参考:STEP6:減薬こそがAGA治療成功の鍵

④副作用で断念する

これはもうアルアル中のアルアルですね。

自分の判断で薬を10年、20年と飲み続けるのって大変なことなんです。

途中で体の変化が生じた場合、原因がわからなくても人間は薬のせいにしたくなるものです。

プラセボ効果もありますしね。

途中までうまく行っていた方も、副作用が生じて治療をやめるというのは典型例です。

10年、20年、薬を飲み続けることをしっかり念頭におかなければなりません。

⑤薬に耐性ができて途中から効かなくなる。

LINE相談では、このパターンがすごく多いです。

AGAには、すでに対応する薬があるので薬で毛量が増えるのはある意味当然です。

一時的に髪が増えても、途中から薬が効かなくなってその毛量を維持できないパターンが多いのです。

マグネシウム秀

僕自身10年以上フサフサですが、来年にはハゲている可能性もあるのです。

薬の耐性ができた場合、薬を変えたくなりますが、AGA治療には選べる薬の種類はほぼありません。

ここがAGA治療の難しいところです。

薬の耐性ができてしまったら負けなのです。

対策としてはもうご存知のとおり「減薬」です。

薬に頼った治療は、最後に薬に裏切られるわけです。

参考:STEP6:減薬こそがAGA治療成功の鍵

まとめ:個人輸入は大丈夫か?

結論としては、

AGAと診断を受けた後、健康診断を受けながら、常に少なめの治療薬で控えめに治療をすれば問題ありません。

ただし、AGA治療の成功率をあげるのであれば、AGAクリニックで医者の管理下のもと薬を飲む方が絶対におすすめです。

なお、個人輸入10年成功しているよ!っていう方は、ぜひLINEに連絡してください。

なかなか出会えませんので。ぜひ情報交換したいです。

個人輸入で挑戦したい方も、AGA治療を成功させるためにぜひ若ハゲ改善ステップを参考にしてください。

>>若ハゲを改善させる方法をSTEP方式でご紹介