メソセラピー注射は反対派ですよね?
メソセラピー注射には手を出さな方がいいですか?
マグネシウム秀
結論から言うと、メソセラピー注射に反対ではありません。否定もしません。
常に発信しているのは「AGA治療初期からメソセラピー注射をしなくても良い」ということです。
今回はAGA治療における「メソセラピー注射」に焦点を当てて紹介していきます。
Contents
メソセラピー注射とは?
まずはざっとメソセラピー注射について理解しておきましょう。
AGA治療におけるメソセラピー注射とは、注射によって薬を頭皮に直接注入する治療法です。
注入する成分はAGAクリニックごとに異なりますが、大抵は発毛を促進する「ミノキシジル」とその他タンパク質等の栄養素を混合したカクテルを注入することになります。
AGA治療は「治療薬を飲んで治療する」のが一般的ですが、頭皮に直接注射して発毛を促進する方法もあるということです。
それこそがメソセラピー注射と言うんですね。
メソセラピー注射のメリットは?
メソセラピー注射のメリットは以下の通りです。
- 治療効果が高い
- 治療効果が現れるのが早い
- 副作用リスクが少ない
メリットは最強です。
飲み薬と塗り薬の良いところだけを集めたようなイメージです。
ローリスクハイリターンというわけですね。
メソセラピー注射のデメリットは?
では、メソセラピー注射のデメリットはなんでしょうか?
- 値段が高い
- 内服薬との併用が前提
メソセラピー注射は、高級品と覚えておいてください。
1回の注射で相場は5〜6万円です。
さすがに高いですね・・・
もちろん1回打っただけで終了ではありませんので、月に1回打つと考えても、財布に余裕がある方しかなかなか手が出ません。
また、注射だけで治療が完結することはありません。
フィナステリド・デュタステリド等の内服薬は必須アイテムであり、さらに大きな発毛効果を望む場合にメソセラピー注射を利用することになります。
注射でバッと毛量を増やして、内服薬で増えた毛量を減らさないよう守るイメージです。
痛みはないの?
デメリットに「痛み」というのを書きませんでしたが、注射なので痛いのは当たり前です。
ですが、美容クリニックのように冷却しながら注射をするので、注射の痛みを緩和させて施術してもらえます。
メソセラピー注射は避けるべきか??
常に発信していることは「メソセラピー注射はAGA治療初期から手を出すな」ということです。
なぜなら、内服薬だけで満足のいく効果が出る可能性が十分にあるからです。
もちろん、最初からメソセラピー注射を実行して、満足している方も多いと思います。
でもその効果は、メソセラピー注射なしでも得られた効果なのかどうかは確かめようがありません。
最初は内服薬にて治療をし、どうしても満足いく毛量が手に入らず、お金をかけてでもやっぱり毛量を増やしたい場合にメソセラピー注射はおすすめです。
むしろ最初だけ注射すべきでは?という意見
逆に、発毛効果が期待できるAGA治療初期にこそ、メソセラピー注射を利用すべき!と言う方もいます。
もっと言えば、お医者さんもそう言うかもしれません笑。
なんせ割高な治療ですので、クリニック的にはおすすめすることも多いと思います。
確かに、治療初期にメソセラピー注射を利用すれば、嬉しい効果を得られる可能性は高いです。
ですが、AGA治療は10年、20年、30年と続きます。
メソセラピー注射で発毛した髪を、注射をやめてからもずっと維持できるかは疑問です。
注射の効果は間違いないですが、AGA治療の失敗例の典型は「増えた髪が再び減る」ことです。
繰り返しになりますが、内服薬でどうしても満足いく効果が出ない場合に、挑戦すべきだと思います。
まとめ
- メソセラピーは頭皮に直接注射
- 効果は抜群で、しかも早い
- 副作用リスクも少ない
- 値段はかなり高い
- 内服薬との併用が前提
- 治療初期から手を出すな
以上です。
メソセラピー注射は「金額が高い」というデメリットを除けば、ローリスクハイリターンの治療法なのでとてもおすすめです。
ですが、常に考えることは「長期のAGA治療計画」です。
スタート時から処方をすると、それ無しでどのような効果が出たのか比較しようがありません。
またメソセラピー注射で増えた毛量を、注射なしで維持できるのかも疑問です。
金額の高いメソセラピー注射は、最後の砦として残しておいたほうがいいでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。