増毛という選択肢はあり?なし?

増毛はありかなしか

AGA治療薬に抵抗がある方。

植毛は値段が高いし怖いという方。

こういった場合「増毛」という選択肢はありなのでしょうか?

マグネシウム秀

個人的な意見ですが「ナシ」です。

一貫して、増毛はおすすめしていません。

Contents

増毛とは?

増毛は、人口毛を使って髪の毛が増えたように見せる技術です。

AGA治療と違い、自分の髪が増えるわけではありません。

また植毛と違う点は、頭皮に髪を植え付ける訳ではない点です。

自分の髪の毛に直接結びつける増毛が多いですが、シールでくっつける増毛もありますし、糸を編み込んでその糸に人口毛を編み込む増毛もあります。

CMでもよく流れていますね。

増毛のメリット

もちろん増毛には増毛のメリットがあります。

増毛のメリット
  • 増やしたい箇所に増やしたい分髪を増やせる
  • 1日で(すぐ)髪が増やせる
  • 比較的安く抑えられることが多い
  • ズレたりとれたりしない。
  • 体に負担はない

メリットを見るとめっちゃ良いですね。

AGA治療とは「真逆」と言えるかもしれません。

特に「即効性」というのは増毛の最大のメリットです。

一気に増やすこともできれば、何回かに分けて少しずつ徐々に増やすこともできます。

また数万円〜数十万円という値段で髪が増えるコストも魅力です。カツラと違い、ズレたりとれたりしないので、安心して日常生活を送ることができるのもポイントです。

薬などを飲むわけではないので、体に負担がないの点も手軽ですね。

増毛のデメリット

ところが、増毛にはメリットを軽々と超えてしまうデメリットが存在するのです。

増毛のデメリット
  • 結びつけている毛も同時に抜ける
  • 抜けた毛を見ればすぐに増毛がバレる
  • 1日で髪が増えるのでバレる
  • 基本的に自毛がないとできない(減りすぎるとできない)
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 増毛自体が抜け毛の原因となることも

マグネシウム秀

経験者のアインシュタインの稲田さんが、笑い話でよく話されていますよね。

一本抜けたら結びつけている髪も抜けるって、致命的なんです

増毛した後は、今までの3倍も4倍ものスピードで減っていく訳です。

もともと抜け毛が多いから増毛しているのに、そんなスピードに耐えられるわけがありません。

それに、職場のデスクにそんな「面白い抜け毛」が落ちていたら、地獄ですよ。

また「一気に増える」というのはメリットである一方「増えたことがバレバレ」なので、恥ずかしさが残ると思います。

結局「抜け毛」を減らさないと成功はない

増毛しても、増毛後の抜け毛は減らないのでなんら解決になっていません。

結局のところ、抜け毛が減らないと増毛しても意味がないのです。

そして「進行性の抜け毛」こそがAGAです。

つまり、AGAに増毛は無効です。

あなたがAGAの場合、増毛はおすすめできません。

増毛よりはるかにおすすめ度の高い「植毛」の場合でも、植毛後にフィナステリドを飲んでいる方は多くいます。

抜け毛が減らなければ「増毛」しようが「植毛」しようが結局毛量が減るのです。

増毛しながら発毛しよう!

とはいえ、今の自分の毛量がどうしても嫌だ!!という方はいらっしゃると思います。

そういう方にとって、見た目の即効性がある増毛はある意味救世主です。

増毛のデメリットを理解した上で、増毛を利用するのであればなんら否定の余地はありません。

また、そういう方は「増毛しながらAGA治療」をすれば良いのです。

とりあえず一旦は増毛により現在の見た目毛量を増やしておいて、その間に本当の自分の毛量を増やすのです。

そうすれば、増毛によって得られた毛量を、いずれは自分の本当の髪の毛で得られるかもしれません。

増毛が必要になる前にAGA治療を

最後に、AGA治療は早くから始めた方が効果的です。

本来なら「増毛が必要になる」以前の段階で、AGA治療を始めるべきなのです。

ハゲ始めの時点(これからハゲてきそうな時点)からぜひ治療を始めてください。

マグネシウム秀

自分がAGA治療に成功したのも、23歳という若さで治療を開始したからだと確信しています。

もう少し様子を見よう。一旦育毛剤塗ってみよう。

などと後回しにすると一生後悔することになります。

まずは早い段階で自分の抜け毛の原因を知り、AGAなのであれば早めにAGA治療を始めることをおすすめします。

参考:STEP1:AGAとは何か?を知る

参考:STEP2:AGAかどうかを知る