「AGA治療が軌道に乗っていますがもうちょっと毛量を増やしたいです。薬を増やせば毛量増えますか？」
マグネシウム秀
良い感じだけど、満足いくほどではないのでしょう。
逆に、
「少しずつ減薬していきたいのですが、そのぶん毛量も減りますか？」
マグネシウム秀
結局、薬を服用する量に応じて、毛量も変化するのでしょうか？
逆に、薬の量と毛量はあまり関係ないのでしょうか？
今回は、薬の服用量でどの程度毛量をコントロールできるのか？について紹介していきます。
Contents
薬を増やせば髪は増える？
まず最初に「薬を増やせば髪は増える？」について紹介します。
ずばり、ミノキシジルを増やせば基本的には髪は増えます。
２mgより３mg。３mgより４mgと服用量に応じて効果が増えるのがミノキシジルです。
ただし、増やせば増やすほど毛量が増えるわけではありません。
少しずつ増やしていくと「もうこれ以上増やしても、毛量は変わらない」というポイントがあります。まあ、当たり前ですね。魔法じゃありませんので。
また、ミノキシジルは身体にある程度負担のある薬であり、副作用もある薬です。
多く飲めば飲むほど、リスクは膨れ上がります。
効果をあげればあげるほど、副作用リスクも上がるわけです。
「AGA治療が良い感じだけどまだ毛量を増やしたい」と感じている人は、ミノキシジルの量を「少しずつ少しずつ」増やしていき、自分の発毛と身体の状態を観察してみてください。
そうすれば、ベストな量に辿り着くはずです。
フィナステリドやデュタステリドは増やさなくていい
他方、フィナやデュタはたくさん飲めば毛量が増えるというものではありません。
フィナ・デュタは抜け毛を減らす効果のある薬であり、飲めば飲むほど効くというものではありません。
フィナなら多くて１日１mg、デュタなら１日0.3mgで十分です。
それで効果が出ない場合、増やしても効果が出るものではありません。
安易に増薬はおすすめしない
ミノキシジルの増薬も、決して推奨しているわけではありません。
結局のところ、薬に頼りすぎた治療は、長期的にみれば行き詰まります。
薬を増やし続けることができないからです。
ですので、毛量アップしたいのであれば、まずは「AGA意外の抜け毛の原因を徹底的につぶす」ことです。
シャンプーや生活習慣は完璧ですか？
食事や睡眠は、髪のことをしっかり考えていますか？
増薬より前にできることを徹底した上で、どうしても必要な場合に少しずつ増薬しましょう。
薬を減らせば髪は減る？
次に「薬を減らせば髪は減る？」について紹介します。
薬を減らしていく段階（減薬）は「毛量が満足いくまで増えた時」です。
つまり「薬を減らせば髪は減る？」を言い換えると「薬を減らしても毛量は維持できるか？」ということになります。
ズバリ、意外といけます。むしろ挑戦した方がいいです。
もちろん理論的には薬の量を減らせば効果が減るのですが、実際には薬を減らしても意外と毛量が減らないのです。
なぜなら、増えた毛量を長期に維持できている方の多くは、今服用している量が「自分の毛量を維持できる薬の最少量」ではないからです。
ミノキシジル５mgを飲みながら毛量維持している人は、実は3mgでも維持できるかもしれません。
3mgでいけるのにずっと5mg飲んでいるということです。
「2mgでは無理だけど、3mgなら維持できる」みたいな、自分なりのポイント（毛量維持に必要な薬の最少量）を見つけることが大切です。
薬を減らせば髪も減るかな？と思いつつ減薬に挑戦したい方は、少しずつ少しずつ減薬し、自分の毛量が維持できる最少量を見つけてください。
もし毛量が減った場合は、また服薬量を戻せば大丈夫です。
まとめ
- ミノキを増薬すれば毛量は増える
- 飲みすぎても増えなくなるポイントあり
- 服薬をあげれば副作用リスクも上がる
- 増薬の前にできることはある
- 減薬しても毛量減らないことは多い
- 自分の毛量を維持できる最少量で治療しよう
マグネシウム秀
でも、薬に頼りすぎずギリギリ維持できる服薬量で治療するのが成功の秘訣ですし、ミノキを増やせばどうしても体毛も増えます。
ですのでバランスが非常に大切です。
自分にベストな量を見つけて治療をしてみてください。
またAGA治療を長期成功させるためには減薬は大切です。
結局のところ、薬に過度に頼りすぎた治療は成功も短いのです。
服薬量を変える方は「少しずつ少しずつ」変化させ、その都度十分な期間をとって観察してください。
みなさんのAGA治療がもう一歩先に進めば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
