AGA治療で毛量が増えたんですが・・・
1年経ってまたどんどん減ってきたんです。
もうハゲはいやです!どうすればいいですか?
マグネシウム秀
一度手に入れたものが再び減っていくのは、想像するだけで辛いです。
AGA治療で毛量を増やすのはそんなに難しいことではありません。
すでに専用の治療薬が確立されているからです。
驚くほど簡単に増える人も多いです(僕もそうでした)。
ただ難しいのは、増えた毛量を何年も何十年も維持することです。
せっかく毛量が増えたのに、また減ってしまったら最悪ですよね。
また年齢を重ねるにつれ、自分に必要な服薬量も変わってくるため、難しいところです。
では、再び毛量が減ってきたと感じた場合、またハゲそうな場合、どうすればいいのでしょうか?
Contents
再び毛量が減ってきた原因
最も大切なことは、これまでうまく行っていたAGA治療がうまくいかなくなった原因を明確にすることです。
うまく行ったから毛量が増えたんです。今は、何かがうまくいかなくなっているはずです。
自分の生活を見つめ直し、しっかりと医師に相談しましょう。
原因としては
- 日常生活の変化
- ストレスの変化
- 薬が効かなくなった
- 今の服薬量では維持できなくなった。
が考えられます。
簡単にわかりそうと思うかもしれませんが、自分では本当に気づかないものです。
じっくり自分を見つめ直しましょう。
以下で1つずつ見ていきます。
日常生活の変化
薄毛の原因はAGAだけではありません。
色々な要因が複合的に絡まりあって、結果として抜け毛が増えるのです。
特に食生活と睡眠は、髪の毛にもろに影響します。
AGA治療薬で簡単に髪の毛が増えた人ほど、日常生活なんて関係ないと思いがちです。
しかしそれは素人中の素人です。
フィナステリドやデュタステリドで抑えられるのは、AGAという原因のみです。
AGA以外に薄毛の原因がないか、自分の日常生活を徹底的に見つめ直し、改められることは髪のために改めましょう。
薬さえ飲んでたら大丈夫でしょ?という気持ちで治療を継続していた人は、完全にこの手のパターンに陥りがちです。
そうなる前から日常生活は常に「髪にとって完璧か?」という視点を持っていることが大切です。
ストレス
次に、ストレスです。髪にとって超重要です。
ストレスは抜け毛の量に直結する要素だからです。
仕事、人間関係、家族、恋愛、自分の生活に変化がないか見つめなおしてみてください。
自分にとっては何気ない出来事と思っていても、実は抜け毛に影響を与えているかもしれません。
実のところ、思い当たるほどの強いものはない。という人がほとんどです。
ストレスの怖いところは本人が気づいていないことが多い点です。ストレスは非常に厄介なのです。
日常生活とも関連しますが、バランスよく食べ、よく寝て、できるだけ健康的にリフレッシュしながら生活することを心がけてみてください。
ストレスの根本を完全に除去することは難しいですが、その他の日常生活を満たすことである程度のストレス改善は見込めます。
薬が効かなくなった(耐性ができる)
みなさん、最初に「薬が効かなくなった!もう終わりだ!」と思うと思いますが、実はこのパターンは少ないです。
薬が効かなくなったと思っているだけで、実は前述した2つの原因であることが多いと思ってください。
まずは主治医にしっかり相談し、本当に薬に耐性ができてしまったのか?本当の原因は何なのか?を突き詰めることが大切です。
また、理論的にAGA治療薬に耐性はできないというのが定説ですが、実際には途中から全然薬が効かなくなる人もいます。
そうならないために、まずは「自分に合った服薬量」で治療をすることが何より大切です。
うまくいっている時から、常に自分の服薬量が適切か?多すぎないか?という視点で、減薬に挑戦しながら治療をするようにしましょう。
過剰に接種しているほど、薬に頼りすぎるほど薬に裏切られます。
その上でもし薬に耐性ができたと判断した場合は、フィナ→デュタを変えてみるという対応が定番となります。
今の服薬量で維持できなくなった
AGA治療は10年、20年と長期で続きます。
30歳のときに維持できた毛量を40歳でも維持するには、同じ服薬量では無理かもしれません。
つまり、加齢とともに、自分んの毛量を維持するための薬の最少量は変わっていくのです。
もちろん、日常生活をより徹底し抜け毛の原因を徹底的に排除すれば、逆に必要となる服薬量が減ることも考えられます。
大切なことは「今の自分に必要な薬の最少量で治療すること」です。
長期で見ると、加齢とともにその量は増えていくはずですので、増薬を検討するか年相応の毛量として受け入れることが必要になります。
最後に
最後になりますが、最も伝えたいことは、
- せっかく増えた髪が再び減ったら地獄
- うまく行っている時こそ対策を
ということです。
増えた髪が再び減るのは最悪です。
実際、増えた毛量が再び減って諦める人はものすごく多いです。
ですが、AGA治療がうまく行っている時には、皆そんなこと考えません。
何でもそうですが、うまく行っている時に人は「このままでい〜や」という感情になります。
そうではなく、うまくいっているときこそ「本当にこのままで大丈夫か?」という視点を持つことが大切です。
AGAなら、AGA治療薬を飲めば効果は出るのです。それは当たり前です。
ですが、治療薬の内容、飲む頻度、飲む濃度、飲む量は最適か?最少量で治療できているか?という点を、効果が出ているときから模索することが大切です。
毛量が減ってから原因を分析するのではなく、毛量が減る前から再び減るリスクを潰していく作業こそが大切なのです。
その作業をずっとずっと続けていくことこそが、真のAGA治療かと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。